NagoyaProject8の“8”は名古屋市の市章(まるはち)の8。
NP8は開府400年を迎え当地域への注目が集まる今年、
国際デザインセンターと当地域在住、または出身のデザイナーがタッグを組み、
改めて名古屋の風土や歴史、地域色の面白さを掘り起こすことで、
「名古屋を知り」、「名古屋を楽しむ」デザインを考えるという団体です。
NagoyaProject8は現在
メ~ブツ勘考委員会と金シャチフォントプロジェクトの2つからなっています。
【メ~ブツ勘考委員会】
社会人や学生のデザイナー16名が参加し、地元の再発見を試みた企画です。
金シャチをはじめ、武将や名古屋メシ、フィギュアスケートや天才クイズなど
意外なものが洗練されたアイテム、「メ~(名古屋の)ブツ(商品・土産)」に!?
メ~ブツ展では示だけでなく販売も行います。
【金シャチフォントプロジェクト】
こちらはデザイン誌「AXIS」のフォントを制作したタイププロジェクト代表の鈴木功さんと
オープンエンズのアートディレクターの矢野まさつぐさんが中心となって活動している企画です。
名古屋の象徴するモチーフのひとつでもある金シャチの特徴的なフォルムである「反り」や、
名古屋の象徴するモチーフのひとつでもある金シャチの特徴的なフォルムである「反り」や、
装飾的なディテールを反映した書体を現在制作中。
10年越しの長いプロジェクトになりそうです。
どちらもNDW2010開催期間中の10月14日(木)~17日(日)に
ナディアパークのアトリウムにて展示を行います。
そんなNagoyaProject8のオープンミーティングを
昨日9月21日(火)の18:00~20:00に
あいちトリエンナーレ会場のひとつでもある長者町のATカフェにて開催しました。
オープンミーティングでは
NDW、NP8のメ~ブツ勘考委員会・金シャチフォントプロジェクトの
それぞれの活動内容や活動プロセスを紹介し、その後トークセッションを行いました。
トークセッションではメ~ブツ展に出品するデザイナーが試作プレゼンを行い、
会場にいる方方から「もっとここはこうした方が良いんじゃない?」という
アドバイスをもらいながら盛り上がりました。
さらに、NDW実行委員長、NP8メンバー、国際デザインセンターの方を中心に
私たちの街の「都市ブランディング」や「シビックプライド」について皆で勘考しました。
ちなみに「シビックプライド」とは、
地域住民が自分の住むまちに対し、誇りや関心を持ち、
「まちを形成しているのは自分たちだ」という意識を持つことです。
最後に、NP8の本田さんや鈴木さんはこんな風におっしゃっていました。
「風土が人をつくる。
都市ブランディングやシビックプライド、僕らはその動きのほんの一部にすぎない。
そして今回のミーティングでお見せしたのはほんの一部、しかもまだ途中経過の報告です。
一番見てもらいたいものは、見せてません。当日のお楽しみにとってあります!」
「まずは、会場に来て、見てほしい。
そして会場にいるデザイナーに反応を返してもらえたら嬉しい。」
名古屋への想いが詰まったNP8の企画、
NDW開催期間中に、是非足を運んでみてください!
今井
0 件のコメント:
コメントを投稿